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ビンタン島滞在中に利用したビーチ。この島、知る人ぞ知る「穴場」だそうです。
シンガポールに着いた翌日、今回挑戦する第三国への出入国前半戦として選んだのはインドネシアです。
両国間では査証免除制度がありませんので、意外に思われるかもしれませんが、日本から直接インドネシアに入国するためにはビザが必要です。ですが、日本人が最大30日間の観光目的で、シンガポールからフェリーでビンタン島に上陸する限りにおいては、2015年から免除制度が適用されることになりました。
日帰りで外国に、しかも船で行けるという、日本ではまず体験できないことを、気軽に、しかも簡単に味わえます。
下の地図をご覧下さい。シンガポール海峡を挟んで南東に位置する、インドネシアのリアウ諸島の中で最大の島(シンガポール島よりも大きい)です。天然のビーチが多く存在し、リゾート地として栄えています。日本との時差はマイナス2時間(日本が正午のとき午前10時)です。
余談ですが、シンガポールの日本との時差はマイナス1時間です。でも、それって辻褄が合わないと思いませんか?東に移動したら、日付変更線を跨がない限り時間は進むはずなのに、シンガポールからビンタンに行ったら時計が戻るとはどういう訳なんでしょう?
右の地図をご覧下さい。これは時差を表示する「タイムゾーン」が描かれています。左下にご注目。経度的にはGMT+7(紫のゾーン)に位置しているのに、よく見るとシンガポールがフィリピンと同じGMT+8(若草色のゾーン)に入っていますよね。シンガポールは観光地であると共に国際的な金融市場でもありますが、アジのもうひとつ主要な金融市場である香港は当然ながら中国領ですのでGMT+8です。その1時間の差で不利益が生じないようにするためにこの設定にしているとのことです。
シンガポールの東端にあるチャンギ国際空港の近く、タナメラフェリーターミナルからフェリーに乗って移動します。ここまでのアクセスはMRT(地下鉄)タナメラ駅から路線バス、チャンギ国際空港からのシャトルバス等複数ありますが、私は宿泊先のホテルからタクシーで移動しました。到着後フェリーチケットを購入し、左の写真の向かって左を進むとイミグレーションがあり、出国手続きです。ほとんどが既にシンガポールに入国済みの外国人だからなのか、セキュリティは比較的緩やかだった印象です。手荷物検査もトートバッグ程度の荷物ならばチェックされませんでした。そうしてフェリーで1時間を少し過ぎる程度の乗車時間でスリ・ビンタン港に到着です。この港を利用する限り、ビザなしの入国が認められます。
参考:インドネシア共和国観光省公式webサイト日本語版⇒詳しくはこちら
フェリーで移動中に入国カードの記入を済ませておけば、到着後にバタつくこともなくすんなり入国できました。感覚的には「自動改札通ろうと思ったらSuicaのデータが飛んじゃってて乗り越しの窓口で手続していたらやや時間がかかった」くらいの煩わしさでしょうか。リゾート地であることと、事実上この島への玄関口が海路以外に存在しないという条件が重なったからなのでしょうか、「第三国を経由して入国」などという仰々しさは全くなく、正直私も「…これをもってして『インドネシア制覇!』などと軽々しく言っていいものか??」と拍子抜けするくらいのお手軽さではありました。リゾート地ですから英語は通じますし、近場ですので日帰りできますので、シンガポール滞在中ふと朝食を摂りながら思いついてからでも、パスポートさえあればビンタン島を楽しむことができるます。帰りのイミグレーションも余り厳しい印象はなく、いつの間にか通過して乗船ゲート前でフェリーの到着待ちの列に並んでいました。
ここはもうイミグレーション通過後のエリア
スタンプマニアでなくとも、インドネシアのスタンプ(緑四角と三角)が押されると感慨深いですね。
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名物「ゴンゴン」
物凄く美味しかったです。
スタッフの皆さんと